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タカ派とハト派とは何かを簡単に解説

ニュース番組などを視聴していると、よく「タカ派」とか「ハト派」という政治用語が使用されていますが、意味はなんとなく分かるけどはっきりとは知らないという方が意外といるかも知れないので、タカ派とハト派について軽く解説してみようと思います。

専門的に詳しく解説するわけではないですが、知らない方にとっての入門編として、少しは役に立つのではないかと思います。あと、おまけとして「経済指標」についても解説しています。

※内容に誤りがあれば、コメント等で教えて頂けると助かります。

「タカ派」は強気で「ハト派」は弱気

政策論争をする人達のイメージ

もともとは政治の世界で使われていた政治用語で、「タカ派」は強硬手段も辞さない強気な人や集団をいい、「ハト派」は問題を平和的に解決しようとする穏健な人や集団をいいますが、現在では金融政策等にも使用されるようになっています。

今回は、金融政策等のニュースなどでよく使われている「タカ派」と「ハト派」について簡単にですが、解説してみたいと思います。

「タカ派」とは、経済の見通しについて強気で、金融引き締め(利上げ)に積極的で、金融緩和(利下げ)には消極的な人や集団のことをいいます。

強硬派の人や集団であることから、力強い感じのする鷹がイメージされ、「タカ派」と呼ばれるようになったとされています。

「ハト派」とは、経済の見通しについて弱気で、金融引き締め(利上げ)に消極的で、金融緩和(利下げ)には積極的な人や集団のことをいいます。

穏健派・慎重派の人や集団であることから、平和の象徴である鳩がイメージされ、「ハト派」と呼ばれるようになったとされています。

経済指標を金融政策に活用

「経済指標」とは、各国の政府や民間の調査機関などが、経済の状況を数値化し定期的に発表する指標のことをいいます。

代表的な経済指標に国内総生産(GDP)や完全失業率、消費者物価指数(CPI)があります。これらの経済指標は、金融政策の意思決定などの際に活用されています。先ほど解説したタカ派やハト派の人達も、経済指標の内容には注目しています。

経済指標には、他にも日銀短観や景気動向指数、有効求人倍率、アメリカの雇用統計などがあります。まだまだたくさんの経済指標がありますが、当ブログではこのくらいにしておきます。

ちなみに、FXでは経済指標発表の前後は値動きが激しくなり、訳の分からない動きをするので、短期トレーダー(スキャルパー・デイトレーダー)だとしても静観するのが正解だと思っています。

タカ派とハト派と経済指標のまとめ

最後に、タカ派とハト派、そして経済指標について簡単におさらいをしてから終わりにしようと思います。

  • 「タカ派」とは、金融引き締め(利上げ)に積極的で、金融緩和(利下げ)には消極的な人や集団のこと。
  • 「ハト派」とは、金融引き締め(利上げ)に消極的で、金融緩和(利下げ)には積極的な人や集団のこと。
  • 「経済指標」とは、政府や民間の調査機関等が、経済の状況を定期的に発表する指標のこと。

経済で使用されているタカ派とハト派の違いについてや経済指標についてのまとめはこれくらいですかね。また、暇なときにでも経済で使いそうな用語を簡単に解説する記事を書こうと思います。それではまた。

最後に関連記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶外国人持ち株比率が高い銘柄を避け、外国人持ち株比率が低い銘柄を四季報で調べて長期保有する私なりの理由を書いています。株式投資初心者に読んでほしい記事です。

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▶景気敏感株とディフェンシブ銘柄に分けた後、さらに業種別に分けて投資する私なりの投資方法を「景気敏感株とディフェンシブ銘柄に分けた後、さらに業種別に分けて投資する」で紹介しています。長期投資に興味のある方に読んでもらいたいです。

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