独学はひとりごつように

独学で国家資格試験合格を目指す兼業FXトレーダーのブログ

トレンド相場とレンジ相場とは何かを簡単に解説

これからFXを始める方や私の知識のおさらいのために、FXをするうえで知っておきたい基礎知識(FX用語)を簡単に解説してみようと思います。

今回は「トレンド相場」と「レンジ相場」の違いと、ついでに「相場観」についても解説してみようと思います。

専門的に詳しく解説するわけではないので、トレンド相場やレンジ相場という言葉を初めて聞いたという方に読んで頂けると嬉しいです。

※内容に誤りがあれば、コメント等で教えて頂けると助かります。

トレンド相場とは一定の方向性がある相場

「トレンド相場」とは、一定の方向に向かって相場(価格)が推移している状態のことをいいます。ちなみに、相場(価格)の方向性のことを「トレンド」といいます。

トレンド相場には、「上昇トレンド」と「下降トレンド」の2つがあり、高値と安値を切り上げながら上昇している場合を「上昇トレンド」といい、高値と安値を切り下げながら下降している場合を「下降トレンド」といいます。

チャートの形状でいうと、上昇トレンドの場合は右肩上がりのチャートになり、下降トレンドの場合は右肩下がりのチャートになるので、すぐにトレンドが発生しているかどうかの確認はできると思います。

イメージしやすいように、トレンド相場の画像を貼り付けておきますね。緩やかな下降トレンドが発生しているのが分かると思います。

トレンド相場のチャート

(チャート参照元:マネーパートナーズ 以下同じ)

このチャートのようなトレンドが発生している場合に、逆張りでトレードをしてしまうと、下手をすれば破産してしまう可能性があるので注意が必要です(どこかで損切りすれば助かりますが)。トレンド相場では、逆張りではなく順張りでトレードをするように気をつけましょう。

FXのトレードをする際には、トレンドが発生しているのかどうかをいつも確認してからトレードをする癖をつけておくようにすれば良いと思います。決して、直近の値動きだけを見てトレードをしないでくださいね。私のように大損してしまいますよ笑。

レンジ相場とは一定の値幅内で推移する相場

「レンジ相場」とは、一定の値幅内で相場が推移する状態のことをいいます。レンジ相場のことを「ボックス相場」ともいったりしますが、最近は「レンジ相場」の方が使用される頻度が高いような気がしますね。

他にも、レンジ相場になっていることを「もみ合い相場」なんて表現したりもします。こちらも売買の力が拮抗していて方向感がない相場のことです。

イメージのしやすいように、レンジ相場(ボックス相場)の画像を貼り付けておきますね。

レンジ相場(ボックス相場)のチャート

チャートに表示された白枠内のことをレンジ相場(ボックス相場)といいます。このようなレンジ相場が続いた後に、上下どちらかに抜ければ(ブレイクアウト)、抜けた方向に勢いよく相場が推移する可能性が高くなると言われています。

何故、ブレイクアウトをすると相場が勢いづく可能性が高くなるかというと、長い間、レンジ相場だったため、レンジの上限のすぐ上には損切りの買い注文が、レンジの下限のすぐ下には損切りの売り注文が集中しているからです。

ただ、あくまで「ブレイクアウトした方向に相場が勢いよく推移する可能性が高い」というだけで、そうはならず、ダマシになる可能性もあるので注意が必要です。

ここからは余談になります。個人的な経験に基づいて書くので、あまり信用しないでくださいね笑。

レンジ相場は、短い時間軸でも長い時間軸でも発生しますが、長い時間軸でのレンジ相場しか信用しない方が良いと個人的には思っています。

何故かというと、経験的にですが、短い時間軸(分足・時間足)でのレンジ相場のブレイクアウトはダマシも多く、上下どちらかにブレイクアウトはしたけれど、その直後に相場が反転して、逆方向にトレンドが発生してしまうこともよく起こると感じているからです。

長い時間軸(日足・週足・月足)でのレンジ相場のブレイクアウトは、ある程度は信用してもいいかと思いますが、これだって、当たるのは7割くらいの確率かなぁ、というのが個人的な感想です。

私は、短い時間軸でのレンジ相場のブレイクアウトでエントリーして驚くほど損失を被ったので、もうブレイクアウト手法は使わないでおこうと決めています笑。上手なトレーダーは、ブレイクアウト手法で利益を出しているのでしょうけれど、私のようなへたっぴには難しいですね。

以上で余談を終わります。

相場観とは相場に対する見通しのこと

「相場観」とは、相場についての見方(予測)のことをいいます。

現在の相場がトレンド相場(アップトレンド又はダウントレンド)なのかレンジ相場なのかなどを判断し、自分なりの相場に対する見通しを立てたりすることを「相場観」といいます。

トレーダーは、このような自分なりの相場観を頼りに取引をしています。取引中に自分の相場観が正しいかどうかに常に気を配り、間違っていると感じればすぐに修正して柔軟に対応できることが短期トレーダーの理想ですが、私には到底無理だと感じている今日この頃です。

個人的には、自分の相場観が正しいのか、それとも間違っているのかさえ分からないトレーダーの方が多いような気がしているので、私にまともな相場観が身についていなくてもそれほど気にしないようにしています。いつか精度の高い相場観を身につけることができるように頑張ります。

トレンド相場とレンジ相場と相場観のまとめ

最後に、トレンド相場とレンジ相場(ボックス相場)の違いについてと相場観について、簡単にまとめておさらいをしてから終わりにしようと思います。

  • 「トレンド相場」とは、一定の方向に向かって相場が推移している状態のこと。
  • 「レンジ相場」とは、一定の値幅内で相場が推移する状態のこと。
  • 「相場観」とは、相場についての見方のこと。

トレンド相場やレンジ相場、相場観についてのまとめはこれくらいにしておきます。また、暇なときにでも政治・経済(株式投資やFX含む)で使いそうな用語を簡単に解説する記事を書こうと思います。それではまた。

最後に関連記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶FXにおけるトレードスタイル4種類を「FXのトレードスタイル4種類を簡単に解説」で解説しています。スキャルピング・デイトレード・スイングトレード・ポジショントレードをそれぞれ解説しているので興味のある方は読んでみてください。

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