独学はひとりごつように

独学で国家資格試験合格を目指す兼業FXトレーダーのブログ

FP2級に50時間の勉強で独学合格するためのおすすめテキスト等

更新日:2022年4月25日

今回は、私が独学で取得した資格のひとつである、ファイナンシャルプランナー(FP2級)の独学用教材について書いてみたいと思います。私は、この教材を使用してファイナンシャル・プランニング技能検定2級(国家資格)に合格しました。

今回の記事は、FP3級のおすすめテキストを紹介したときの内容とほとんど変わりませんが、FP2級やAFPの資格取得を目指す方の独学用テキストを紹介する記事として、ブログに書いておきたいと思います。

基本的に、今回紹介する独学用テキストをしっかりと学習したら、他の対策は必要ないと思います。経済的な負担も軽く、テキストや問題集、直前予想模試の購入費用は合計6,000円程で済むのでおすすめです。ファイナンシャルプランナーに興味のある方は読んでみてください。

それでは、私がFP技能検定2級に合格した際に、実際に使用していた独学用テキスト・問題集・直前予想模試等を紹介していきますね。

※2014年版の教材を基に使用感を書いていますが、最新版の教材を確認したところ、特徴にそれほど変わりはなかったので、使用感を参考にして頂いても問題ないと思います。

FP2級もみんなが欲しかったシリーズがおすすめ

私がおすすめするファイナンシャルプランナー(FP2級)の独学用教材(テキスト・問題集)は、TAC出版の「みんなが欲しかったシリーズ」のFP版です。

実際に私が独学していたときに使用したテキストの画像を貼り付けようと、ダンボール箱の中をあさっていたら見つかったので貼っておきます。2014年版なのでかなり古いです笑。

みんなが欲しかったFPの教科書と問題集2級・AFP

それでは、ファイナンシャルプランナー(FP2級)に独学で合格するために必要なテキストや問題集、直前予想模試を挙げていきますね。

  • 「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP」
  • 「みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP」
  • 「試験をあてる TAC直前予想 FP技能士2級・AFP」

以上、この3冊がFP2級に独学で合格するために必要な教材です。他の教材は特に必要ありませんが、これだけでは不安だという受験生は、他の直前予想模試を数冊追加で購入して受験対策すると良いと思います。私は、この3冊の教材を繰り返し学習して、金財のFP技能検定2級(国家資格)に合格することができました。

これらの教材は、金財(個人資産相談業務、生保顧客資産相談業務)と日本FP協会(資産設計提案業務)両団体の試験に対応しているのでご心配なく(一応、確認してから購入してくださいね)。

紹介したFP2級の教科書と問題集は、毎年5月下旬に発売されるので、直前予想模試と一緒に最新版の教材を買うようにしてください。全部で6,000円程で購入できると思います。ちなみに、TACの書籍販売サイトのサイバーブックストアで買うと10%以上安く買えてお得です。

ファイナンシャルプランナーという資格を活かそうと思ったら、最低でも2級は必要だと思います。FP2級は、それほど難易度も高くないですし、しっかりと勉強すれば十分に働きながら独学で合格できる資格だと思うので、興味のある方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

社会人や独学者と相性抜群のFP2級の教材

本当に何度もこのブログに書いていますが、とにかく「みんなが欲しかったシリーズ」は分かりやすくて、独学で理解するのに最適な教材だと思っています。

「みんなが欲しかった! FPの教科書 2級・AFP」は、分かりやすい言葉で書かれていますし、図解を多用して説明しているので、初学者の方も安心して勉強できると思います。要所要所に理解するためのヒントや間違いやすい箇所、暗記すべき箇所が書かれていて、効率よく学べるところも気に入っています。

「みんなが欲しかった! FPの問題集 2級・AFP」は、重要かつ頻出の過去問が科目別に収録されていて、教科書と連動しているので、「問題を間違った際に教科書に戻って再度確認する」という学習がしやすくなっています。

みんなが欲しかったシリーズのテキストと問題集をひと通りやれば、本試験でもある程度は得点できるようなレベルになっているので、その後は間違えた箇所を重点的に復習し、直前予想模試で実力をアップさせていけば、効率良く合格レベルに達すると思います。勉強時間の確保が難しい社会人や独学者におすすめできる教材です。

FP3級合格後なら50時間の勉強でFP2級は合格可能

やはり、FP試験を効率良く合格するには、継続して勉強することが大事だと思います。最短の勉強時間で合格するためには、FP3級に合格した後、間を空けずにFP2級に挑戦することが大切です。間を空けてしまうと、FP3級で学習したことを忘れてしまい、スムーズにFP2級の学習に入っていけなくなってしまいますから。

FP2級の試験に独学で合格するために必要な勉強時間は、一般的には、初学者で200~250時間、FP3級合格者で100~150時間と言われています。

ただ、私が紹介する「みんなが欲しかったシリーズ」で勉強すれば、FP3級の知識がしっかりと身についている受験生なら、50時間くらいの勉強時間でギリギリ合格することができるのではないかと思います。もちろん、個人差があるので、必ず50時間の独学で合格というわけではなく、大体の目安になってしまいますが。

ちなみに、私がFP2級に独学で合格するために要した勉強時間は30時間です。ずいぶん少ない勉強時間ですが、これは私がFP業務に関連する仕事をしていたので、事前にFPに関する知識があったことなどが要因だと思います。すでに知っていることの方が多かったので、30時間という勉強時間は初心者の方の参考にはなりませんね。

仕事でFP業務にをされていない方で、「みんなが欲しかったシリーズ」を使用し、しっかりとFP3級の知識が身についている方で、FP2級に独学で合格するために必要な勉強時間は最短で50時間程、多く見積もっても80時間程なのではないかと個人的には考えています(そりゃあ、個人差はありますよ)。

FP2級の合格率

最後にFP2級の合格率(2022年1月までの1年間)を載せておきますね。FP3級と比べるとさすがに合格率も低いです。

ちなみに、学科試験と実技試験の両方に合格してFP2級の合格となります。1度に両方合格しなくてもOKで、どちらか不合格になってしまったら、次の試験で不合格になった方だけを受験すれば良いので安心してください。ただし、合格した方の免除申請が必要なので、忘れずに申請してから不合格になった方の試験を再度受験してくださいね。

金財のFP2級の合格率は学科は20~30%で、実技は40~50%です。実技試験は選択する業務によって合格率に差があるので、詳しくは金財のホームページを参照してください。2022年1月の学科試験の合格率は19.5%で、ここ最近では低い合格率でした。

日本FP協会のFP2級の合格率は学科は40~55%で、実技は55~70%です。金財のFP2級に比べて合格率は高いですね。金財のFP2級は国家資格ということも考慮して、日本FP協会よりも合格率を低く設定しているんですかね?

ちなみに、AFP認定者になるためには、AFP認定研修の修了が必要です。詳しくは日本FP協会のホームページで確認してください。金財・日本FP協会どちらの団体の試験でも良いのでFP2級に合格し、AFP認定研修を修了することで、AFPになることはできますので安心してください(事前に必ず確認してくださいね。間違っていても責任は取りませんから笑)。

FPの試験制度については、変更点もあると思うので、詳しく知りたい方は、金融財政事情研究会(金財)や日本FP協会のホームページで試験内容等を絶対に確認するようにしてくださいね。

どちらのFP2級を受験するかは、受験者の事情によって変わってくると思うので、ここではどちらを受験すべきかは書きません。両方のホームページをしっかりと読んで、自分に合った方を受験してください。

私の場合は、AFPやCFPについては更新制度があるので敬遠して、最初から金財のFP1級の取得を目指していたので、FP2級も金財のFP2級を受験しました。ファイナンシャルプランナーとして、FP業務を主な仕事にしようと考えている方はAFPやCFPの取得を目指す方が多いと思います。

今回は、FP2級のおすすめテキスト等を紹介してみました。どれも私が実際に使用して独学で合格することができた教材です。これらの教材が、これから独学でFP2級に挑戦しようと考えている方の味方になることを願っています。

暇なときにでも、国家資格であるFP1級のおすすめテキスト等を紹介する記事を書きます。こちらも私が実際に使用して独学で合格することができた教材です。

それではまた。

最後に関連記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶FP1級(国家資格)に独学で合格するために必要なテキストや実技試験対策問題集等を「FP1級の独学合格に必要なテキストや実技試験対策問題集等」で紹介しています。口述試験の苦い思い出なども書いているので、これからFP1級を受験する方は読んでみてください。

▶ファイナンシャル・プランニング技能検定3級(FP3級)に独学で合格した際に使用していたテキスト・問題集・直前予想模試等を「FP3級に独学で合格するために必要なテキストや勉強時間等」で紹介しています。FP試験に初めて挑戦する方はFP3級から取得していくのがおすすめです。

▶宅地建物取引士資格試験(宅建試験)に独学で合格した際に使用していた、テキスト・問題集・過去問題集・直前予想模試等を「宅建試験の独学合格に必要なおすすめテキストと勉強時間等」で紹介しています。法律系の資格試験の入門として、宅建試験(国家試験)はおすすめです。興味のある方は読んでみてください。