これからFXを始める方や私の知識のおさらいのために、知っておきたい基礎知識(FX用語)を簡単に解説してみようと思います。今回は、「ポジション」と「両建て」について簡単に解説してみたいと思います。
専門的に詳しく解説するわけではないので、ポジションや両建てという用語を初めて聞いたという方に読んで頂けると嬉しいです。
※内容に誤りがあれば、コメント等で教えて頂けると助かります。
ポジションとは外貨の持ち高
FX(外国為替証拠金取引)での「ポジション」とは、外貨の持ち高のことをいいます。FXでは、取引を行うことを「ポジションを持つ」とか「ポジションを建てる」といったりします。
買いで外貨を保有している(買い持ち)ことを「ロングポジション(買いポジション)」といい、売りで外貨を保有している(売り持ち)ことを「ショートポジション(売りポジション)」といったりします。
あと、保有している通貨の量を減らすことを「ポジションを減らす」と表現したり、逆に保有する通貨の量を増やすことを「ポジションを増やす」や「ポジションを膨らませる」と表現したりもします。
「ロング」と「ショート」というFX用語については、またいつかブログで解説したいと考えているので、今回は「買い=ロング」、「売り=ショート」とだけ覚えておいてください。まぁ、FXを始めたら自然に覚えますけどね。
両建てとはロングとショートを同時に保有する行為
「両建て」とは、同一の通貨ペアでロングポジション(買いポジション)とショートポジション(売りポジション)の両方を同時に同数保有する行為をいいます。
同一通貨ペアの買いと売りのポジションを同時に同数保有しているため、為替レートが動いても利益や損失は発生しませんが、スプレッド分のコストやスワップポイントの支払いによるコストを考えると割に合わない行為だと、個人的には考えています。
ほとんどの方が損失を拡大させないために「両建て」という行為に走りますが、ほとんどの方が損失を拡大させてトレードを終える結果になってしまうので、余程の熟練トレーダー以外は両建てせずに素直に損切りして、次のトレードに集中した方が良いと個人的には考えています。あくまで個人的には。
ポジションと両建てのまとめ
最後に、FXで使用されるポジションや両建てについて簡単にまとめて、おさらいをしてから終わりにしようと思います。
- 「ポジション」とは、外貨の持ち高のこと。
- 「両建て」とは、同一の通貨ペアでロングポジションとショートポジションを同時に同数保有する行為のこと。
ポジション、両建てについてのまとめはこれくらいにしておきます。また、暇なときにでも政治・経済(株式投資やFX含む)で使いそうな用語を簡単に解説する記事を書こうと思います。
それではまた。
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