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10代の頃に書いた詩『なんとはなしに』と『誰かの帰りを待つ』をブログに公開

10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『なんとはなしに』と『誰かの帰りを待つ』の2編を選んでブログに投稿した後に、初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。

ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

『なんとはなしに』自作詩71編目

町外れの高台から町を見渡す。私の住む町は思ったより大きくて、子供の頃に遊んだ森も思ったより深そうだった。普通は、大人になると小さく感じるはずなのに、なんて考えている私に、森からの澄んだ風と町からの思惑をはらんだ風が交互にぶつかる。

そのとき、なぜか知らないけれど、豪快に生きているように見える人ほど繊細で、ひとつひとつのことに立ち止まり、傷つき、後悔して生きているのではないか、となんとはなしに思った。

社会的弱者を装い他人の分まで不幸を一身に引き受けたような顔をして、人の親切をうまく利用して生きている狡猾な人ほど繊細に見えるのではないか、となんとはなしに思った。

森からの風と町からの風を交互に感じながら、なんとはなしに、そう思った。

『誰かの帰りを待つ』自作詩72編目

夕陽がまぶしかった
夕陽のくせにまぶしかった
私は誰かの帰りを待っていた

月もいた
透けた月だった
誰かが帰る頃には
月はくっきりと見えるだろう

自作詩を読み返した感想

まずは、自作詩『なんとはなしに』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。

これは私が19歳の頃に書いた詩・ポエムですね。なんか人間不信になるような嫌なことでもあったんでしょうね。それで、高台から町を眺めていたんだと思います。どうも、19歳の頃の詩は読んでいると気持ちが沈んでしまうものが多いですね。あと、「なんとはなしに」って言葉を使いたかったんだとも思いました笑。

次に、自作詩『誰かの帰りを待つ』を初老になってから読み返した感想を書いていきます。

これは私が18歳の頃に書いた詩・ポエムですね。この詩に関しても、他の多くの自作詩と同様に書いた記憶がまったくないですね。誰を待っていたのか分かりませんが、読み返して、なぜか少しだけ切なくなってしまいました。何でだろうか?

自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。毎週というわけではありませんが、金曜日の18時に、詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。

それではまた。

▼こちらの関連記事では、10代の頃に書いた詩・ポエム(73編目、74編目)を公開しています。

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▼こちらは過去の関連記事です。10代の頃に書いた詩・ポエム(69編目、70編目)を公開しています。

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