10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『場所』と『大切な日』の2編を選んで投稿した後に、初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
『場所』自作詩26編目
夜どうしても眠れなくて
いつもの場所へ出かけた
ここで迎える夜明けは
不思議と安らかな気分になる
日々の生活をずっと
こんな気分でいられたらと願う
私のような弱い人間の多くには
こんな場所があるのだと思う
誰にも知られたくないから
誰にも言わないだけで
こんな場所をひっそりと
ひとつやふたつは
持っているのだと思う
もしかしたら
さっきすれ違った
気難しそうなおじさんも
あの人にとっての
こんな場所に向かう
途中だったのかもしれない
なんてことを思いながら
勝手に繋がりを感じて
明けた空を見ながら
そっと笑う
『大切な日』自作詩27編目
いつもならすぐに忘れてしまうようなことが、その日は何故か忘れられない。そんな日を僕は大切にしています。
何故か、そんな日は物事をじっくりと考える日のような、過ぎ去った日を思い返す日のような、そんな日のような気がしてならないから。
自作詩を読み返した感想
まずは、自作詩『場所』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
この詩は18歳の頃に書いた詩(ポエム)ですね。このお気に入りの場所は憶えています。午前4時くらいに家を出て、夜が明けるのをボーっと眺めていたんですよね。確か、公開した詩の中にも、この場所について書いた詩があったと思います。
残念ながら、現在ではお気に入りの場所は取り壊されてしまって跡形もなくなっていますが、私の頭の中には鮮明に残っているので、それで良いかと思っています。
次に、自作詩『大切な日』を初老になってから読み返した感想を書いていきます。
この詩も18歳の頃に書いた詩(ポエム)です。これを読んで、まずはじめに思ったのは、「大切な日」ではなくて「暇な日」だったんだろうなということです笑。この頃には、テレビを視聴することはなくなっていましたし、一人暮らしを始めたばかりでお金もないので、本やゲームを買うこともできなかったので、暇だったんだろうなぁというのが感想ですね。
おそらく、暇で仕方がないから詩でも書いてみるかという感じで、この詩を書いたんだろうと思います。違っていたらごめんなさい。
自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。できるだけ、金曜日の18時に詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。
それではまた。
最後に10代の頃に書いた自作詩の記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。
▶「10代の頃に書いた詩『春の陽気に誘われて』と『在り来りに日は過ぎる』の2編を公開」では、10代の頃に書いた詩・ポエム(28編目、29編目)を公開しています。
▶「10代の頃に書いた詩『流行り』と『思い出して手が止まる』をブログに公開」では、10代の頃に書いた詩・ポエム(24編目、25編目)を公開しています。