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LECの独学用教材 | 司法書士 合格ゾーン テキスト・過去問題集を使用した感想

記事内容最終更新日:2024年3月31日

まだ司法書士試験に合格したわけではないので、独学用教材の使用感を記事にするのは早いような気もするのですが、使用感を忘れてしまわないうちにブログに書いておこうと思い、LECの独学用教材である『司法書士 合格ゾーン テキスト』とその過去問題集の使用感を軽くですが書いてみようと思います。

いつになるか分かりませんが、司法書士試験に合格できたら、おすすめの教材として合格ゾーンテキストを詳しく紹介するつもりです。

※1 本来なら「資格試験独学用教材」のカテゴリーなのですが、まだ試験に挑戦中で合格していないので別のカテゴリーにしておきます笑。

※2 使用感については2021年版の教材に基づいて書いています。

司法書士試験の独学用教材『合格ゾーン』は初学者におすすめ

とりあえず、私が揃えたLECのテキストと過去問題集を簡単に列挙しておきます。

  • 『司法書士 合格ゾーン テキスト』1~11全冊
  • 『司法書士 合格ゾーン 過去問題集』1~11全冊

他にも必要な教材はあるのですが、私はこの22冊を終わらせるので精一杯でした。しかも、働きながらだと1年では時間が足らないという始末です。

ただ、テキストに書かれてある文章は平易なものだったので、初学者にはおすすめだと思います。合格ゾーンのテキストと問題集分けて使用感を書いてみます。

『司法書士 合格ゾーン テキスト』は文章が平易で理解しやすい

まずは、私が購入したLECの独学用教材『司法書士 合格ゾーン テキスト』全冊の画像を貼り付けておきます。

LECの独学用教材『司法書士 合格ゾーンテキスト』全冊

全部で11冊もあり、行政書士試験とは次元の違うテキスト量です。私は、このテキストを終わらせるのに1年以上かかってしまいました笑。まぁ、働きながら勉強していたのでトータルの勉強時間はたいしたことありませんが。

LECの独学用教材『司法書士 合格ゾーン テキスト』の特徴は、やはり平易な文章で初学者にも分かりやすく説明しているところでしょうか。

司法書士試験の勉強を初めてする場合は、難しい単語がたくさん出てきて、どうしてもイメージがつかめないことが多いのですが、『司法書士 合格ゾーン テキスト』を勉強していて、「これ、初学者意味分からんやろ」という箇所がほとんどなかったと思います。それくらい分かりやすさを重視したテキストです。

分かりやすいようにイラストや図もたくさん掲載されていますし、過去問も少しですが収録されているので、自分が理解できているかの確認もできますし、安心して初学者におすすめできるテキストですね。さすがLECといったところでしょうか。

ただ、少しだけ気になる点を挙げるとするなら、文章量を少なくしたためか、繰り返し説明するということがあまりなく、あっても省略されているので、復習の際に、そこの文章だけ読むと分かりづらいと感じることがありました。なので、調べたい箇所から少し戻って読み始めるということをよくしていました。

まぁ、この程度のことは気にならない人も多いと思いますし、逆に繰り返し説明されるのが嫌いな人もいると思うので個人の好みによりますね。私は『スタンダード合格テキスト』のように、文章量が多くなっても、繰り返し詳しく説明してくれるテキストのほうが好きですかね。

時間があって、短期間のうちにテキストを最後まで読める人は『合格ゾーン テキスト』で問題ないと思いますが、私のようにちょこちょこ勉強する人は、『スタンダード合格テキスト』のほうが良いような気がしています。あくまでも個人的な感想なので、実際に自分でテキストを読んでみてから決めてくださいね。

『司法書士 合格ゾーン 過去問題集』は問題量がかなり多い

もちろん、テキストと併せてLECの問題集『司法書士 合格ゾーン 過去問題集』も全冊購入したので、そちらの画像も貼り付けます。

LECの独学用教材『司法書士 合格ゾーン 過去問題集』全冊

こちらはテキスト以上に時間がかかります。なにせ40年以上の過去問が掲載されていますからね。とんでもないです。私は働きながらですが2年以上かかりました。しかも、重要度の低い問題は飛ばして2年以上です笑。

問題集自体は、とても良いんですけどね。問題の裏に答えや解説が書かれているので、問題を解いているときにうっかり答えを見てしまうということもないですし、解説も詳しく書かれていて分かりやすいです。重要度もあるので独学者にはありがたいですね。

ただ、問題量が多すぎるんですよ。私のような根性無しには、こんなもん全部解けないです。この問題集を何回もやるのは地獄ですね。まぁ、それをやった人が合格するんでしょうけどね。

個人的には、もう少し問題量を抑えても良いような気はしました。「ホンマにこんな問題出るんか?」と思うような問題もありましたし。1日8~10時間くらいの勉強を1年間続けられる人にとっては、この問題集は強い味方になってくれると思いますが、そこまで勉強できない人には消化不良となってしまう問題集だと思います。

厳しい現実として、『司法書士 合格ゾーン 過去問題集』で消化不良を起こすような受験生は、司法書士試験を受ける資格がないとは思いますが。これくらいの量は全部やって当たり前、10時間勉強して当たり前、くらいな人が司法書士試験に挑戦する資格があると思う今日この頃です。

今日は簡単にLECの独学用教材『司法書士 合格ゾーンテキスト』とその過去問題集を使用した感想を書いてみました。いつか司法書士試験に合格した際に、もう一度、詳しく書くつもりです。それではまた。

最後に関連記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶「LECの独学用教材『司法書士 合格ゾーン 記述式過去問題集 商業登記法』を解き終え、合格ゾーンシリーズの全てが終了」では、2年以上かけて合格ゾーンを終わらせたことを書いています。

▶「司法書士試験 | 早稲田経営出版の独学用教材『スタンダード合格テキスト』と『パーフェクト過去問題集』を全巻購入」では、スタンダード合格テキスト・過去問題集を全巻購入したことを書いています。