10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『みかえり』を選んでブログに投稿した後に、初老になって自作詩を読み返した感想を書いてみようと思います。
ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
『みかえり』自作詩114編目
あなたのために流した涙を返してほしい
そんな理由で私から離れていくというのなら
涙も流さずに別れを告げるなら
あなたのために流した涙を全部返してほしい
あなたのために涙を流すくらいなら
他の誰かのために涙を流したかった
涙で人は救われないけれど
救おうとも思わないけれど
その涙が私の頬をつたい
誰かの膝頭にポトリと落ちたとき
あなたなんかよりもまともな視線を私にくれるでしょう
だからあなたのために流した涙を返してください
自作詩を読み返した感想
それでは、自作詩『みかえり』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
この詩は17歳の頃に書いた詩(ポエム)ですね。まったく記憶にないので、この詩を読んで恐怖すら覚えています。なんで、こんな詩を書いたんでしょうねぇ。おそらく、自分の気持ちだけを詩で表現するのではなく、他の誰かになりきって詩を書くのに挑戦していたんだと思います。「みかえり」というタイトルもどうかと思いますし。
それにしても、女々しい詩ですね。そういう気質があるのかな? きっと、相手のことがまだ好きなんでしょうね。それでこんなことを言っているんだと思います。違うかな? どちらにしても、もうあまり読み返したくない詩ですね。こういった詩もボツにせず公開すると決めているので、かなり辛いですが、マイペースで最後まで公開したいと思います。
自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。毎週というわけではありませんが、金曜日の18時に、10代の頃に創作した詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。それではまた。
最後に10代の頃に書いた自作詩の記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。
▶10代の頃に書いた詩・ポエム(115編目)を「10代の頃に書いた詩『幸せな現象』をブログに公開」で公開しています。
▶10代の頃に書いた詩・ポエム(113編目)を「10代の頃に書いた詩『僕は仕事を辞めました』をブログに公開」で公開しています。