10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『悲しい出来事』を選んでブログに投稿した後に、初老になって自作詩を読み返した感想を書いてみようと思います。
ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
『悲しい出来事』自作詩112編目
ひとつの命が何処かへ消えた
ふーん、そうなんだ
そんな風に感じると思ってた
歴史の本を読んだときのように
ふーん、そうなんだ
そう感じると思ってた
私は泣いた、誰よりも
ひたすら泣いた、自分のために
このことは誰も知らない
泣かずにいれば、私の心は
ひしゃげていたろう
だから泣いた、誰よりも
私はとにかく泣いた
泣けるだけ泣いて
悲しみを外に追い出した
ひとつの命が何処かへ行って
残りの命もいつかは何処かへ
そんなことを真剣に考えた
私はあと何度泣くのだろう
何度泣かないといけないのだろう
そんなことばかり考えた
残りの命を指を折って数え
そのめんどくささに、また泣いた
このことは誰も知らない
自作詩を読み返した感想
自作詩『悲しい出来事』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
この詩(ポエム)は17歳の頃に書いた詩ですね。この詩はまったく記憶にないですね。なんでこんなことを書いたのだろう。きっと、命を見届けること、見送ることの辛さやしんどさに辟易としたんでしょうね。
初老になって、めんどうなことが向こうからやってくることが多くなったので、分かるような気もしますね。この詩は、そういうめんどうなことを書いた詩ではないと思いますけど。
ポエムノートに書かれた詩は、ブログに公開した後にちぎって捨てている(家族の見つかると大変なので、できるだけ早く処分したい笑)ので、ノートもかなり薄くなってきました。あと何編あるか分かりませんが、最後まで公開したいと思います。
自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。毎週というわけではありませんが、金曜日の18時に、10代の頃に創作した詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。それではまた。
最後に10代の頃に書いた自作詩の記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。
▶10代の頃に書いた詩・ポエム(113編目)を「10代の頃に書いた詩『僕は仕事を辞めました』をブログに公開」で公開しています。
▶10代の頃に書いた詩・ポエム(111編目)を「10代の頃に書いた詩『創造』をブログに公開」で公開しています。