独学はひとりごつように

独学で国家資格試験合格を目指す兼業FXトレーダーのブログ

10代の頃に書いた詩『雑踏の中』と『道にへばりついたガム』をブログに公開

10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『雑踏の中』と『道にへばりついたガム』の2編を選んでブログに投稿した後に、初老になって自作詩を読み返した感想を書いてみようと思います。

ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

『雑踏の中』自作詩96編目

人通りの多い道を恐る恐る、うつむきながらゆっくりと歩く。不意に、前から来た人の肩が僕の肩にぶつかった。ぶつかった衝撃が肩から僕の心に伝わって、僕の心が震えだした。心が震えだしたら、体全体が小刻みに震えだして、僕はその場に立ち止まる。

「すみません」という言葉を後頭部あたりで感じたが、それが僕に向けられたものなのかはわからない。ふきだした汗をぬぐうこともできずに、僕はその場に立ち止まったままでいる。この雑踏の中で。

『道にへばりついたガム』自作詩97編目

いつものように道を歩いていると、僕が産まれる前から存在したであろうこの道ができるまでに、どれだけの人間が汗水たらして働いたのだろうと、ふと思った。

すれちがった若者が、平気でたばこの吸殻を投げ捨てた。なんだかとても申し訳なくなって、若者を代表して「ごめんなさい」と心の中でつぶやいた。でも僕はそのたばこの吸殻を拾わない。

そこら中に落ちているたばこの吸殻や空き缶、道にへばりついたガムを拾わない。それらを眺めながら、「ごめんなさい」と心の中でつぶやくだけ。何度もつぶやきながら、いつものように道を歩くだけ。

自作詩を読み返した感想

まずは、自作詩『雑踏の中』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。

この詩は19歳の頃に書きました。なんか暗い詩ですね。きっと疲れていたんだと思います。この頃は、自律神経失調症と診断され、医者に「ゆっくりと休むように」と言われていた時期なので、それが影響しているんだと思います。

よくバイト中に心臓が痛くなってうずくまりながら汗をダラダラと流していたのを思いましました。あの頃は本当にきつかった。今は天国ですね。無職だけど笑。

次に、自作詩『道にへばりついたガム』を初老になってから読み返した感想を書いていきます。

この詩も19歳の頃に書いているようです。2編続けて暗い詩ですね。詩で登場する「この道」のことは、はっきりと覚えています。おそらく、忙しさにかまけて、行動に移すことができない自分を非難している詩だと思います。

今風だと「SNSで立派なことを言っているけれど、実際の行動には移さない奴」という感じですかね。この詩では、そんな自分に気がついているようなので、気がついているだけまだマシかなぁと感じました。

それにしても、2編とも詩っぽくありませんね笑。日記みたいなものだと思って読んでください。

自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。毎週というわけではありませんが、金曜日の18時に、10代の頃に創作した詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。それではまた。

最後に10代の頃に書いた自作詩の記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶10代の頃に書いた詩・ポエム(98編目)を「10代の頃に書いた詩『努力は必ず報われる』をブログに公開」で公開しています。

▶10代の頃に書いた詩・ポエム(95編目)を「10代の頃に書いた詩『北海道のまっすぐな道』をブログに公開」で公開しています。