どうも。当ブログを管理運営する「ななし」です。「一生勉強」をモットーに法律系の国家資格を独学で勉強しています。
はじめに言っておきますが、今回紹介する勉強方法等は至って普通の勉強方法です。なので、読む価値はないかも知れませんが、私が実際に試して上手くいった勉強方法と試験までの勉強計画をブログに書いておきます。
この勉強方法等で必ず合格できるというわけではありませんが、宅建試験に独学で挑戦予定の受験生で、勉強方法等に少しでも興味のある方は読んでもらえると嬉しいです。
ちなみに、私はこれから紹介する勉強方法や勉強計画(実際はもっと短い期間)で宅建試験に独学で合格することはできました。
※記事は、宅地建物取引士資格試験まで3ヶ月以上の期間があり、試験勉強にある程度の時間を割くことができる独学者を主な対象として書いています。
宅建試験に短期間で合格するための勉強方法と勉強計画
これから宅建試験の勉強方法等を紹介しますが、これは効率の良い勉強法を紹介するというものではなく、「こんな感じで勉強したら、私は独学でも宅建試験に合格できましたよ。」ということを書いていくだけですので期待しないでくださいね。それでは書いていきます。
宅建試験で使用するテキストと問題集は、当ブログでもおすすめしている『みんなが欲しかった宅建士の教科書』と『みんなが欲しかった宅建士の問題集本試験論点別』です。
これらのテキストと問題集が中心で、『みんなが欲しかった宅建士の12年過去問題集』は使用しません。もちろんやりたい方はやってくださいね。その方が絶対に良いですから。私は時間がなくて諦めざるを得なかっただけです。
私が実際に使用したテキストと問題集で勉強方法や勉強計画をこれから書いていきますが、他の教材を使用しても、それほど影響はないと思います。個人的には「みんなが欲しかったシリーズ」は、教材の質も良く、時間のない独学者や初学者にはうってつけの独学用教材だと思っているのでおすすめしますが。
8月末までに1周目を終わらせる
今回は、7~8月頃から宅建試験の勉強を始めると想定して書いていきます。
まずは、8月末までにテキストと問題集を一通り終わらせるようにします。ここで注意してほしいのは、テキストや問題集の内容を理解しながら、順番通りにテキストと問題集を並行して進めていくということです。
当たり前のことなので、たぶん大丈夫だとは思うのですが、たまにテキストを最後まで読んでから問題集を解きはじめる受験生(特に独学者)がいるので、一応書いておきました。
もちろん、間違った問題はすぐに解き直して、解説文などをしっかりと読み理解するようにしてくださいね。これは、2周目以降も同じです。
9月20日までに2周目を終わらせる
次に、9月1日~20日までにテキストと問題集の2周目を終わらせます。ただし、2周目は順番通りにテキストや問題集を解いていくのではありません。
2周目からは、1日のうちにすべての科目を科目別に少しずつ解いて、毎日すべての科目の問題を解くようにします。毎日すべての科目を学習することで記憶の定着を促すのが狙いです。
たとえば、1日のうちに宅建業法を5問、権利関係を5問、法令上の制限を2問、税・その他を2問、みたいな感じで問題集を解いていくのです。
1日に解く問題数は人それぞれでかまいませんが、20日間で終わらせないといけないことを考えると、そこそこの問題数を解かないと終わらないと思います。間違った問題が多ければ、解き直すのにも時間がかかりますし。
そして、問題を解いた際に、間違った問題を後から解き直すことができるように印をつけておくようにします(3周目で使うので)。
2周目のテキストは、すべてに目を通すのではなく、問題を解いて間違えた箇所だけ見直すようにします。
9月30日までに3周目を終わらせる
そして、9月21日~30日までの10日間で3周目をこなします。こんなのできるわけがないと思う方もいるかも知れませんが、安心してください。
3周目はすべての問題を解くのではなく、2周目に間違った問題だけを解いていくのです。こちらも間違った問題に印をつけるようにしておいてください(最後の解き直しに使うので)。
2周目に間違った問題だけなら、10日もあれば楽勝でこなせます。テキストも3周目に問題を解いて間違った箇所だけを見直すようにします。
3周目も間違った問題を3日間で解き直す
10月1日~3日の3日間は、3周目に間違った問題を重点的に解き直していきます。問題集を3度も解いたのに、間違ってしまうということはかなり苦手にしているということですから、重点的にやらないといけません。
宅建試験に必要最低限の知識でギリギリ合格するためには、苦手な科目をつくってはいけません。宅建試験は、満遍なく得点できるようにしておくことがとても大事だと個人的には考えているので。
宅建試験直前は模試を何度も解き直す
最後に、10月4日~試験日までは、直前模試の「本試験をあてるTAC直前予想宅建士」と「出る順宅建士直前予想模試」を時間の許す限り何度も繰り返し解きます。
模試を解いて、間違ってしまった問題を念入りに解き直すことで、内容を理解して暗記するようにすることが大切です。
直前模試の解説文を読んでも、いまいちピンとこないようであれば、テキストに戻って理解に努めるようにすると良いと思います。
『みんなが欲しかった宅建士の12年過去問題集』を使用する場合の勉強計画
私は時間の都合上、『みんなが欲しかった宅建士の12年過去問題集』を使用しませんでしたが、時間に余裕がある方や問題演習量が少なくて不安な方はやるべきだと思います。私もできればやりたかったですし。
ただ、宅建試験まで2ヶ月強に迫っているような状況で、働きながら独学している方にはオススメしません。働きながら受験する方でも半年くらいの勉強期間があれば、12年過去問題集を解く時間はあると思うのですが。
宅建試験まで3ヶ月程しかなくても、受験に専念することができる方であれば、何とか過去問題集もこなせるかもしれないので、『みんなが欲しかった宅建士の12年過去問題集』を使用する場合の勉強計画を一応書いておきます。
9月1日~9月20日までに過去問題集の1周目を終わらせ、9月21日~30日までに1周目に間違った問題だけを解き直し、10月1日~3日は2周目に間違った問題だけを解き直すのです。そして、10月4日~試験日までは直前模試をこなしつつ、できるかぎり12年過去問題集で3周目に間違った問題を解き直すようにするのです。
こんな感じで勉強を進めていけば、12年過去問題集を使用しても消化不良にならずに済むような気もするのですが、どうですかね? もちろん、直前模試の間違い直しも忘れないでくださいね。直前期は、直前模試の間違い直しが最優先ですから。
受験に専念できる独学受験生は、『みんなが欲しかった宅建士の12年過去問題集』も試してみてはどうでしょうか。個人的には12年過去問題集を使用する場合は、なるべく半年くらいの勉強期間がある場合が良いと思っています。
宅地建物取引士資格試験は、独学でも合格可能な試験なので、興味のある方は挑戦してみてくださいね。それではまた。
こちらの記事では、宅建試験の独学合格に必要なおすすめテキストと勉強時間等を紹介しています。今回の記事と併せて読んで頂けると嬉しいです。
こちらの記事では、行政書士試験に独学で合格する為のおすすめテキスト2種類と勉強方法等を紹介しています。宅建試験に合格した後に挑戦する資格としておすすめです。
こちらの記事では、司法書士試験の民法の独学用問題集(3冊中1冊目)が今更ながら終わったことをブログで報告しています。司法書士試験は宅建試験と同じく民法が試験科目に入っています。