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行政書士試験は答えを見ずに記述式問題集の答案を書く練習が大切

更新日:2022年1月29日

どうも。当ブログを管理運営する「ななし」です。「一生勉強」をモットーに法律系の国家資格を独学で勉強しています。

行政書士試験では避けて通れない記述式問題について、記述式の問題集を解く大切さを書いてみたいと思います。選択式の問題を解くだけでは、行政書士試験に合格するのは難しいので、記述式問題の対策をしっかりとしておくようにしましょう。

行政書士試験では記述式問題集は必須教材

とりあえず、保存していた画像を貼り付けておきます。残っていた画像はLECと大原の記述式問題集だけでしたが、他にもTACと伊藤塾の教材を使用しました。

LECと大原の行政書士試験の記述式問題集

行政書士試験の受験生だった当時、記述式問題集を解いている間、常に思っていたことがあります。それが、記述式問題集を面倒がらずにしっかりとやった人から合格していくんだろうな、ということです。

他の記事でも書きましたが、私は行政書士試験に挑戦した当初は、記述式問題を捨てていたので、本試験の記述式問題を白紙で提出していました。なので、記述式問題集を購入したのは、合格した年とその前年の2回だけです。それまでは記述式問題集の大切さを理解していませんでした。

記述式問題集の大切さを理解する前の私は、試験の3ヶ月くらい前から、基本テキストを適当に読んで基本問題集を解き、その後に直前予想模試を3回分(3周ではない笑)くらい解いて終わり、という感じで本試験に臨んでいました。こんなので合格するわけないですよね。頭の良い方ならまだしも頭の悪い私では到底無理です。それに独学でしたし。

行政書士試験における記述式問題集の必要性を感じず、記述式問題以外だけで合格点に達してやろうと考えていたわけですから、なかなかのアホですね。当たり前の話ですが、選択式の問題だけで合格点に達するのは、かなり難しいのでやめておいた方が良いです笑。

選択式問題を完璧に仕上げる努力をするよりも、記述式問題で半分くらい得点できるように努力した方が行政書士試験に楽に合格できます。実際に、私もそれで独学で合格することができましたし。これから勉強をされる方は必ず行政書士試験の記述式問題集は解いてくださいね。

合格した今なら、行政書士試験において記述式問題集は必須の教材だと自信を持って言えますね。これは当たり前の話なんですけどね笑。

行政書士試験で記述式問題集を解くメリット

行政書士試験の記述式問題集を解くメリットは、記述式問題に慣れることでそれっぽい答案を書く力が身につくことですね。実際に問題を読んで答案を書くという作業を何度も繰り返すことで自然と実力がつきます。実力とともに得点も伸びてくるので楽しいです。

記述式問題を解くうえで大切なことは、問題を読んでみて答えがまったく思い浮かばなくても、なんでも良いからとりあえず書くということです。その後に答え合わせをして、間違っていたら正しい答案をもう一度書くということを繰り返していきます。

記述式問題を解く際に注意してほしいのは、記述式問題が分からないからと言って1問解くのに時間をかけないということです。初めて解く問題は10分くらい考えて分からなければ諦めて、5分くらいで強引にでもそれっぽい答案を書くようにします。もちろん、答えは見ずに。その後に答え合わせという感じです。

「分からない記述式問題は、いつまで考えていても仕方ないから、すぐに答えを見て覚えた方が良い」という方もいますが、個人的にはやめておいた方が良いと思っています。

「分からないからすぐに問題の答えを見る」ということをやってしまうと、本試験で分からない問題が出てしまったときに対応できないようになってしまい、私のように白紙で答案を提出するハメになる可能性大です笑。

行政書士試験の記述式問題は、何か書いていたら部分点がもらえることが多いので、分からなくても、それっぽい答案を書ける力をつけるようにしておいた方がいいと思います。

ちなみに、私の場合、本試験の記述式問題は、3問とも自信をもって答案を書けたわけではありませんでしたが、それっぽいことを書いていたので部分点がもらえて、そのおかげで合格することができました。

初学者向けに記述式の書き方を解説する本

行政書士試験の初学者や独学者の中には、記述式問題の書き方がどうしても分からないという方もいると思います。そういう方におすすめしたいのが、記述式の書き方を解説する教材です。

記述式の書き方を解説する本は、最近あまり見かけなくなりましたが、探せばまだあるので、どうしても記述式が分からないという初学者や独学者は試しに読んでみると良いと思います。

ただ、個人的には記述式問題集の解説文をしっかりと繰り返し読めば、記述式は書けるようになると思っているので、絶対におすすめというわけではありません。最近の記述式問題集の解説は充実していますからね。

ちなみに、私はTAC、LEC、伊藤塾、大原の記述式問題集を解いて本試験に臨みました。それでも、記述式問題は半分くらいしか得点できませんでしたけどね笑。本当に行政書士試験の難易度は年々上昇しているので、早めに記述式問題への対策を練って、ささっと合格しましょう。

この記事を読んで、少しでも行政書士試験における記述式問題集の重要性に気がついてくれる独学者が増えることを願っています。まぁ、皆さん知っていると思いますけどね。それではまた。

最後に関連記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶独学者・初学者におすすめの行政書士試験のテキストを紹介しています。時間のない受験生におすすめの独学用教材です。

hitorigotu.com

▶初学者や学習経験者におすすめの合格革命行政書士シリーズを「合格革命行政書士シリーズは初学者だけでなく学習経験者にもおすすめ」で紹介しています。ボリュームがあるので、勉強に専念できる環境の受験生におすすめの独学用教材です。

▶資格試験をすっぽかしてしまった時の虚しさを「資格試験をすっぽかしてしまった時の虚しさを書いておく」に書いています。資格試験から逃げたくなっている受験生の皆さんに読んでもらいたい記事です。私もたまに読み返しています笑。