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自民党と立憲民主党は議席を減らし日本維新の会が大きく議席を増やす

どうも。当ブログを管理運営する「ななし」です。「一生勉強」をモットーに法律系の国家資格を独学で勉強しています。現在は司法書士試験に独学で挑戦中です。

第49回衆議院議員総選挙が終わったので、軽く感想でもブログに書いてみようと思います。結果を詳しく分析するわけでもなく、ただの感想をダラダラと書くだけなので、あまり期待しないでくださいね。

自民党は何とか踏みとどまる

衆議院選挙の投票用紙

自民党は、議席を15議席減らしたものの261議席を獲得し、自民党単独で絶対安定多数に達しました。

自民党総裁選をして、菅義偉前首相から岸田文雄首相に代わり、間を空けずに衆議院議員総選挙に突入したことで、傷は浅くて済んだという感じでしょうか。

ただ、甘利明幹事長が選挙区で落選(比例で復活)して、幹事長を辞任するということなので、次の幹事長が誰になるのかな、なんて考えていたら、どうやら後任に茂木外務大臣が内定したようですね。どうなるんだろ?

立憲民主党は大きくつまずく

立憲民主党は、議席を14議席減らして96議席の獲得にとどまり、惨敗という結果に終わりました。

立憲民主党14議席減、自民党15議席減であまり変わらないように思うかも知れませんが、公示前の議席数が立憲民主党110議席で自民党276議席なので、減少率で考えると立憲民主党は大幅減ですから、惨敗と言っても過言ではないと思います。

個人的には、共産党との共闘が裏目に出て、元々の支持者の票が日本維新の会に流れたんだろうと考えています。

普通に考えて、共産党との共闘はさすがにまずいと思うのですが、立憲民主党の枝野幸男代表は、そうは思わなかったみたいですね。同じ穴の狢ということでしょうか。

今回の選挙結果を受けて、立憲民主党の中には共産党と距離を置きたいと考える議員が増えると思いますが、共産党はそう簡単に立憲民主党を逃がしはしないような気がしています。

立憲民主党の惨敗で枝野幸男代表は責任を問われることになると思いますが、現在のところ、代表を辞任するつもりはないようなので、「来年の参院選はどうなるのかな?」なんて考えています(11月2日追記:予想外に枝野代表が辞任の意向を表明しました。お疲れ様でした)。

日本維新の会は大躍進

日本維新の会は、議席を30議席増やして41議席獲得と大躍進し、単独で法案の提出が可能になる21議席以上を獲得しました。

自民党と立憲民主党が議席を減らした分、日本維新の会が議席を増やすという結果になりましたね。今回の選挙での勝者は日本維新の会だと思います。

日本維新の会の大躍進は、おそらく、立憲民主党の票が日本維新の会に流れたことが大きいと思います。立憲民主党が共産党との共闘を続ける限り、来年の参議院選挙も今回の流れは続くように思うのですが、どうなりますかね。

日本維新の会は、自民党とは「是々非々で対応していく」としており、良いことは良いで賛成し、悪いことは悪いで反対するというスタンスなので、まともな野党という感じはします。

ただ、日本維新の会については、松井一郎市長や吉村洋文知事、片山虎之助参議院議員しか知らないんですよね(笑)。

偏向・願望報道が多かった

それにしても、「自民党は単独過半数ギリギリで、立憲民主党は議席増」みたいな事前の報道は何だったんですかね? 結局、自民党は踏ん張り立憲民主党がコケるという結果になって、選挙前のマスコミの報道が願望報道だったことが分かってしまいましたね。

自民党総裁選時の報道もそうでしたが、今回の衆議院議員総選挙も予想とかそういうものではなく、ただの願望を報道していたとしか思えません。願望どころか誘導と捉えられても仕方のない報道だったと思います。

こういった偏向報道や願望報道ばかりしていると、マスメディアへの信頼は失われていくだけのような気がします。私は事実だけを淡々と報道していくスタイルが一番良いと思うのですが、それだと視聴率が獲れないのでダメなんですかねぇ。

今日は、日本の未来を左右するかも知れない第49回衆議院議員総選挙の結果についての感想を書いてみました。

それではまた。

こちらの記事では、卑怯なポジショントークなどの例を挙げています。今回の選挙でもSNSなどでポジショントークが目立ったように思うので、興味のある方は読んでみてください。

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