独学はひとりごつように

独学で国家資格試験合格を目指す兼業FXトレーダーのブログ

ボラティリティとは何かを簡単に解説

政治・経済系のニュース番組などを視聴していると、「ボラティリティ(volatility)」という言葉が使用されることがあります。「ボラティリティ」は、FX(外国為替証拠金取引)などでよく使用される用語なので、FXをするうえで知っておきたい基礎知識(FX用語)として簡単に解説してみようと思います。

専門的に詳しく解説するわけではないので、ボラティリティという用語を初めて聞いたという方に読んで頂けると嬉しいです。

※内容に誤りがあれば、コメント等で教えて頂けると助かります。

ボラティリティとは相場の変動率

「ボラティリティ」とは、相場の変動率のことをいいます。

相場で価格(レート)が大きく動いているときは「ボラティリティが高い」と表現し、価格が小さくしか動かないときは「ボラティリティが低い」と表現します。

短期トレーダー(スキャルパーやデイトレーダー)にとって、ボラティリティは非常に重要で、ボラティリティが低いと好成績を残すことは難しくなると個人的には考えています。

逆に、ボラティリティが高いと、基本的には好成績を残しやすくなると思うのですが、相場が一方向に大きく動くのではなく、上下に大きく動いたりすると値動きに振り回されて、大きな損失を被ってしまうこともあるので注意が必要です。要はトレーダーの腕次第ということですね笑。

ちなみに、流動性が低い(相場の取引量が少ない)と、流動性が高いときに比べてボラティリティが高くなりがちですが、これは流動性が低いためにボラティリティが高くなっているだけなので、テクニカル分析が通用しない(通常、テクニカル分析は流動性が高いときに機能する)ことが多く、値動きは読みにくくなるので注意が必要です。

分かりやすいように画像を貼っておきますね。

ボラティリティが高くなっているFXのチャート

(画像元:マネーパートナーズ 以下同じ)

チャートの白枠内でボラティリティが高くなっているのが分かると思います。このような相場のときに、FXの短期トレード(スキャルピングやデイトレード)をすると、短時間で面白いように勝てるときがあります。

こちらは、上の画像とは逆にボラティリティが低くなっている画像です。

ボラティリティが低くなっているFXのチャート

ボラティリティが低くなっている白枠内で短期トレード(スキャルピングやデイトレード)をすると、小さな損切りばかりが増えて勝てないことがけっこうあります。私がそうで、小さな損切りを繰り返し、気がついたら損切り額が何万円にもなっている、なんてこともよくありました笑。

FXで短期トレードをする際は、ボラティリティが高いときにトレードをするのが個人的にはおすすめです。ただし、経済指標等で異常にボラティリティが高くなっているときは、トレードはせずに静観するほうが安全です。適度なボラティリティが一番ですね。

ボラティリティのまとめ

最後に、ボラティリティ(volatility)について、簡単にまとめておさらいをしてから終わりにしようと思います。

  • 「ボラティリティ」とは、相場の変動率のこと。

ボラティリティ(volatility)についてのまとめはこれくらいにしておきます。また、暇なときにでも政治・経済(株式投資やFX含む)で使いそうな用語を簡単に解説する記事を書こうと思います。

それではまた。

最後に関連記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶トレンド相場とレンジ相場の違いについて「トレンド相場とレンジ相場とは何かを簡単に解説」で解説しています。

▶1分足のボリンジャーバンドを使用した順張りのFXのスキャルピング手法を「1分足のボリンジャーバンドを使用した順張りのFXのスキャルピング手法」で紹介しています。ドル円で300回程検証してトータルでプラスで終われた手法です。スキャルピングに興味のある方は読んでみてください。

▶平均回帰性を利用した逆張り手法はFX(クロス円)で有効だと感じたことを「平均回帰性を利用した逆張り手法はFX(クロス円)で有効」で書いています。短期トレード(スキャルピング・デイトレード)をしていたときの感想なので、長期トレードの方は参考にしないでください。