独学はひとりごつように

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10代の頃に書いた詩『人間嫌い』をブログに公開

10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『人間嫌い』を選んでブログに投稿した後に、初老になって自作詩を読み返した感想を書いてみようと思います。

ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。

『人間嫌い』自作詩102編目

僕は人が嫌いです。

自分が体験した辛いことを、さも誇らしげに語る人が嫌いです。辛い出来事を乗り越えたという誇らしげな顔が嫌いなのです。

本当に辛い出来事なら、口にすることさえできないのではないでしょうか。一生、自分の胸の内だけに留めて、決して人に語ったりはしないのではないでしょうか。

僕は人が嫌いです。

周りの人や時代に流されているのにも気づかずに、さも自分が時代を牽引しているかのように振る舞う人が嫌いです。

仕入れた知識や価値観を自分のものだと思い込んで自信満々に語る人が嫌いです。たいして考えもせず、無思慮にそう思い込める人が嫌いなのです。

人は、ひとりひとり違うのです。違う人が同じ方向に流れるのはおかしくないですか。自分の生きたい方向に流れてはいけないとはどういった料簡なのでしょう。

時代に流されている弱い自分に気がついて、遅ればせながら渾身の抵抗を試み、案の定、時代に流されてしまう自分に絶望と希望を持って生きているのです。

僕は人が嫌いです。

平気で嘘をつく人が嫌いです。嘘をつける人が嫌いです。嘘をついてしまう人だって嫌いです。

相手の立場に立って考えることができない人が嫌いです。ブランド物を身につけている人が嫌いです。髪を染めている人さえも嫌いです。

親を利用することしか考えていない人が嫌いです。学歴社会に疑問を持たない人が嫌いです。肩書きだけでものを言い、他人の人生を軽々しく変えてもなんとも思わない人が嫌いです。自分の命を粗末にする人だって嫌いです。

僕は人が嫌いなのです。

街に出れば、僕の嫌いな人たちが闊歩しています。誰にも気兼ねすることなく闊歩しています。あなたたちの街です。僕の街ではありません。

僕は嫌いな人が多すぎます。嫌いで嫌いで仕方がありません。でも、僕には好きな人がいます。それがとても幸運で、それがとても不思議です。

自作詩を読み返した感想

それでは、自作詩『人間嫌い』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。

これは19歳の頃に書いた詩というか日記ですね。この頃の私に何があったんだというような内容ですが、しっかりとポエムノートに書いてあるので仕方なく公開することにしました。

よくもまぁ、こんな心情を吐露するだけの文章を書けたもんだとあきれています。しかも、1月1日の元日に笑。何故かこの詩だけ日付まで書いていましたね。

19歳の頃の私は、ちょっと荒れているというか、ひねくれているようですが、初老になった現在の私は落ち着いた紳士になっているので心配しないでくださいね。付き合いにくい人とかではありませんからね。

自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。毎週というわけではありませんが、金曜日の18時に、10代の頃に創作した詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。それではまた。

最後に10代の頃に書いた自作詩の記事のリンクを貼っておきますので、併せて読んで頂けると嬉しいです。

▶10代の頃に書いた詩・ポエム(103編目)を「10代の頃に書いた詩『言葉がなくなることで』をブログに公開」で公開しています。

▶10代の頃に書いた詩・ポエム(101編目)を「10代の頃に書いた詩『残された日々』をブログに公開」で公開しています。