10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『雪』と『いられるわけなんかない』の2編を選んでブログに投稿した後に、初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
『雪』自作詩61編目
雪それは純粋
地に落ちて
黒く染まるまでは
雪それは恋
地に落ちて
跡形もなくとけるまでは
雪それは命
地に落ちる瞬間まで
誰よりも美しく舞う
風に乗って
少しでも長く
誰よりも美しく
『いられるわけなんかない』自作詩62編目
怖くても、後ずさりなんかしていられない。
苦しくても、顔を歪めてなんかいられない。
悲しくても、泣いてなんかいられない。
惨めでも、俯いてなんかいられない。
知りたくなくても、耳を塞いでなんかいられない。
くだらないことで、傷ついてなんかいられない。
前が見えなくても、立ち止まってなんかいられない。
いられるわけなんかない。
自作詩を読み返した感想
まずは、自作詩『雪』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
これは17歳の頃に書いた詩ですね。読んだ感想は「なんかダサい詩だなぁ」です(笑)。私の詩は、基本ダサいのですが、この詩は特にダサいなと思いましたね。
こういう詩はブログに公開せずに処分してしまえばいいのですが、ひとつでもそれをやってしまうと、次々と非公開のまま捨ててしまう詩が増えるので、どんな詩であろうと例外なく公開していこうと思います。
次に、自作詩『いられるわけなんかない』を初老になってから読み返した感想を書いていきます。
これは18歳の頃に書いた詩です。この詩もけっこうな痛さだと思いますが、当時はとても生活が苦しくて、生きているのが辛かったんですよ。それで、自分を叱咤激励する詩を書いたんだと思うので、同情の余地はあるなと思いました。
今回公開したような自作詩が多いので、心が折れてしまいそうではありますが、辛抱強くブログに投稿し続けるつもりです。
自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。毎週というわけではありませんが、金曜日の18時に、詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。
それではまた。
こちらの記事では、10代の頃に書いた詩・ポエム(63編目、64編目、65編目)を公開しています。
こちらは過去の記事です。10代の頃に書いた詩・ポエム(59編目、60編目)を公開しています。