10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『こたつ』と『戦慄』の2編を選んでブログに投稿した後に、初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
『こたつ』自作詩59編目
最近、こっちはとても寒いので、18歳の時にバイト代で買ったこたつを押入れの中から無理くり取り出しました。
こたつ布団は、19歳の時にあなたからもらった赤い金魚の可愛いやつです。私には似つかわしくない、とても可愛いやつです。
20歳になるまでには、あなたとふたりして、こたつに足をつっこんで、みかんでも食べながら、とりとめのない話で笑い合えるといいのだけれど。
『戦慄』自作詩60編目
五日間も降り続けた雨
雨水であふれた川は容赦がない
お前達の思い通りにはいかないぞ
雨水達がひとつに集まり
死に物狂いで奏でる旋律
自作詩を読み返した感想
まずは、自作詩『こたつ』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
これは19歳の終わり頃に書いた詩・ポエムです。詩というか、出す予定のない手紙ですね。一人暮らしが寂しくて、こんな詩を何となく書いたんだと思います。ポエムノートに書いた文字もテキトウな感じの字でしたから。
ちなみに、この金魚のこたつ布団はまだ押し入れに保管しているんですよ(笑)。
次に、自作詩『戦慄』を初老になってから読み返した感想を書いていきます。
これは16歳の頃に書いた詩・ポエムですね。タイトルが『戦慄』で最後に「旋律」という言葉を使って言葉遊びをしているのが、読み返していて非常に恥ずかしかったです(笑)。
この川の氾濫はよく憶えていて、被害は少なかったのですが、生まれて初めてのことだったので、とても怖かったんですよね。川の水が轟々と音を立てて、ものすごい勢いで流れるのを怯えながら見ていたんですよ。
その後は、護岸工事のおかげで氾濫することはなくなったのですが、自然の怖さを思い知らされた出来事でした。
自作詩を読み返した感想はこれくらいにしておきます。できるだけ、金曜日の18時に詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。
それではまた。
こちらの記事では、10代の頃に書いた詩・ポエム(61編目、62編目)を公開しています。
こちらは過去の記事です。10代の頃に書いた詩・ポエム(57編目、58編目)を公開しています。