10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『あなたのおかげ』と『無邪気な子供』の2編を選んでブログに投稿した後に、初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
『あなたのおかげ』自作詩45編目
とめどなく
こぼれ落ちる涙は
あなたのおかげ
こんなにも
さめざめと泣けるとは
思っていなかった
あなたと出会ってから
急速に人間味を帯びる
自分に戸惑う
恋とはこういうものかと
こぼれ落ちる涙を受け止める
あなたを見てふと思う
『無邪気な子供』自作詩46編目
太古の昔、人は理性の欠片もない存在だったらしい。それじゃあ、子供と一緒だなと傍若無人に暴れまわる甥っ子たちを見ながら思う。無邪気な子供だ。
昔の人は、子供のまま成長して、子供のまま死んでいったのかも知れないと思うと、少しだけ羨ましくなった。
でも、昔の人は、大人を知らないで死んでいったわけだから、それだと子供の良さは分からずじまいだったのだろうとも思う。
大人になってみないと子供の良さは分からない。それがすごくもどかしいけれど、子供の良さを知るために、みんな大人になりたいと思うのかも知れない。
自作詩を読み返した感想
まずは、自作詩『あなたのおかげ』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
この詩は16歳の頃に書いた詩ですね。彼女の前で泣いたことは無いはずなので、そういう姿を想像して書いたんでしょうね。恥ずかしさで背中がゾクゾクしてしまいますね(笑)。
こういう詩(ポエム)を公開する度に、「詩をブログに公開するなんて宣言しなきゃよかった。」と思ってしまいますが、途中でやめるわけにもいかないところまで来ているので、最後まで恥ずかしい詩を公開しようと思います。まだ100編以上あるので道のりは遠いですが。
次に、自作詩『無邪気な子供』を初老になってから読み返した感想を書いていきます。
この詩は19歳の頃に書いた詩です。成人する直前ですから、大人になるということについて、色々と考えたんでしょうね。
「大人になってから、子供の良さを知ったときには、すでに自分は子供ではない」というのは、皆さんも感じたりすることがあるのではないでしょうか。私は頻繁にありますね(笑)。
子供の頃に戻りたいと思ったら、それは大人になってしまったということでしょうね。しかし、「詩」と言いながら、日記みたいなものが多いですね。まぁ、いいか。
読み返した感想はこれくらいにしておきます。できるだけ、金曜日の18時に詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。
それではまた。
こちらの記事では、10代の頃に書いた詩・ポエム(47編目、48編目)を公開しています。
こちらは過去の記事です。10代の頃に書いた詩・ポエム(43編目、44編目)を公開しています。