10代の頃に書いた詩(ポエムノート)の中から『乾坤一擲』と『時の流れ』の2編を選んでブログに投稿した後に、初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
ポエムノートに書かれた若かりし頃の痛いポエムをブログに投稿するという苦行を最後までやり遂げたいと思っていますので、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。
『乾坤一擲』自作詩41編目
運を天にまかせて
思い切ったことをする
周りが驚いてしまって
身動きできなくなる程の
小細工はいらない
まっすぐ進むもう
そのほうがきっと
スッキリするから
成功するとは限らない
失敗するとも限らない
とにかくスッキリしたいから
思い切ったことをしたい
いまのぼくには
スッキリするということが
とても大切な気がするから
曇ってしまったぼくの
欠けたものを取り戻せる
そんな気がするから
『時の流れ』自作詩42編目
時の流れに焦ることが多くなり、止まれとは言わないまでも、もう少しゆったりと流れてはくれないものかとわがままに思う。
けれど、悲しいときや苦しいときは、時の流れは何よりありがたい。時の流れは、悲しみや苦しみを、私が気がつかないくらい自然に薄めてくれるから。
いつまでも消えない悲しみや苦しみは、あなたが「忘れてしまわないように」と努めているから。一生に一度の悲しみや苦しみなんかを、時の流れくらいで忘れてしまうことに対する、わけのわからない罪悪感が邪魔をするのかも知れない。
けれど、できることなら、その忘れてしまわない努力を、楽しかった思い出に使えるような人になってほしいと願う。そうでもしないと、時の流れとともに、少しずつ生きるのがしんどくなってしまいそうだから。
自作詩を読み返した感想
まずは、自作詩『乾坤一擲』を初老になってから読み返した感想を書いてみようと思います。
これは19歳の頃に書いた詩です。この詩を読んだら、当時のことが蘇りました。ちょうど、日商簿記1級に挑戦していた頃に書いた詩で、自分を奮起させるために書いた詩だと思います。この詩の効果もあったのか、なんとか日商簿記1級に合格できたので良かったです(笑)。
次に、自作詩『時の流れ』を初老になってから読み返した感想を書いていきます。
この詩も19歳の頃に書いた詩です。この詩を20年ぶりくらいに読んで感じたことは、「あれっ、俺ってこんなに大人やったっけ?」です。この詩はきっと、いつまでも過去を引きずる彼女に宛てた手紙というか説教みたいなものですね。彼女には読ませていませんが(笑)。
読み返した感想はこれくらいにしておきます。できるだけ、金曜日の18時に詩(ポエム)を公開するようにしますので、私の若かりし頃の拙く痛い詩に興味のある方はブログに訪問して頂けると嬉しいです。
それではまた。
こちらの記事では、10代の頃に書いた詩・ポエム(43編目、44編目)を公開しています。
こちらは過去の記事です。10代の頃に書いた詩・ポエム(38編目、39編目、40編目)を公開しています。